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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2008年03月10日

村田英雄音楽祭♪

昨日、唐津市民会館で行われた「村田英雄音楽祭」に行って参りました。

子供達は知らないかもしれないけれど、村田英雄さんは、唐津市相知町出身の素晴らしい演歌歌手だった方です。
相知町には「村田英雄記念館」という資料館もあるんですよ。

故人となられて5年になりますが、その村田英雄さんを偲んで、音楽祭が開かれています。
今年で四回目です。

音楽祭といっても、これはコンクール形式でして、第一次予選はテープ審査(200曲以上の応募があります)、その中から約三分の一ほどに絞られ二次予選(相知町のホールにて)、そして、昨日の本選となります。
村田英雄さんの数々のヒット曲を歌う「村田英雄部門」と、演歌、ポップス、好きな歌を歌う「一般部門」があり、前者が10名、後者が20名熱唱されました。

毎年 テープ審査から聞かせていただきますが、いつも思うのは、「世の中には歌の上手い人って山ほどいるんだな~」って事です。本当に感心します。
私なんかが 人様の前で歌ってて良いのかしらと恥ずかしくなるほどです。

大きなステージの上でも 堂々と歌われますから、逆に勉強になる事も沢山あります。

そんな中、同じように音程もリズム感も良く、発声も伸びやかで素晴らしい。言葉も丁寧に歌ってらっしゃる。それなのに、何か 言葉が 心に入ってこない、伝わるものがない・・・そんな方があるかと思えば、言葉の一つ一つが、スーッと心の中に染みこんでくる方もあるのです。
これが「歌心」というものでしょう。
そして、素人とプロの違いでもあるのでしょう。
プロの演歌歌手の歌は、言葉の隅々まで耳を通ってきますからね。そしてそれが そのまま心に染み渡っていきますから。



村田英雄部門で最優秀となられた方は、何と兵庫県姫路市の方でした。という事は、二次予選も わざわざお出でになったのですね。きっと、その情熱や村田英雄さんへの思いが 歌に表れていたのでしょうね。

ところで、ゲストは唐津出身の演歌歌手、西方裕之さんでした。
実は、この方の声を聴いたのは初めてだったのですが、高音域の美しい 何と素晴らしい声の持ち主でしょうか。
唐津市長が、ご挨拶の中で、是非 紅白で彼の晴れ姿を見たい とおっしゃってましたが、唐津の皆さんだけでなく 県民の温かい応援で 実現させたいなぁと、私も その歌声を袖で聴きながら 思った事でした。

  


Posted by chil-chil  at 10:03Comments(0)先生の音楽室